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天満界隈の暮らし情報 |
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更新日:2008/6/26
投稿者:「天満スイッち.com」
王敬寓のスっぽい悩み相談所★第24弾
アナタのお悩みに、言霊師・王敬寓がお答えします |
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【お悩み】 3カ月ほど前、小さな自動車部品の製造メーカーに転職しました。その会社の人材募集のキャッチフレーズは「私たちは、あなたの夢を応援します」というもので、その言葉にすごく魅力を感じたからでした。
ところが、入社以来、会社は僕の夢を応援してくれそうな気配がありません。先日、そのことで生産管理課長に相談しましたが、歩留まりを上げる話にすり替えられ、真剣に聞いてもらえませんでした。僕はまた転職すべきでしょうか?
ちなみに、僕の夢はマレーシアに生息するカタビロルリタマムシを捕獲し、繁殖させることです。 (25歳、男性、会社員)
【回答】 会社員さん、世の中って、大概そんなものですよ。でも、決して夢の実現をあきらめてはいけません。かつて、小林秀雄は言いました。「夢の結論とは…醒めたということである」と。つまり、醒めるまでは、夢をつかもうと四苦八苦、悪戦苦闘、臥薪嘗胆、辛酸をなめなめ、回り道ふらふら…でもいいじゃないですか。とにかくあきらめないこと。夢から醒めないことです。
それには、どうすればいいか。たとえば、蝶を思い浮かべてみてください。彼らは、卵から孵ると、まずとても奇妙な「イモムシ」となりますね。そして、次に「サナギ」に変わります。いずれの姿も成虫である「蝶」の華やかさに比べて、なんとも不気味でへんてこで、“なんで、こんな不細工なものが、あんな美しい蝶になれるんだろう”と多くの人が思うことでしょう。
会社員さん、あなたは、いま、きっとこの「イモムシ」の状態にあるのです。エリック・カールの絵本『はらぺこあおむし』ではありませんが、いまはどんどん食べて食べて食べまくって、大きくならなくてはいけない時期なのです。つまり、いろんな知識を身につけなければいけません。それが、たとえ「自動車部品の製造過程における歩留まりの問題」だったとしても真剣に向き合わなければなりません。それが試練であり、成長への糧となるのですから。そのような数々の「試練」を貪欲に食い尽くしてこそ、あなたは立派な「サナギ」となれるのです。
ここで、なぜ、「蝶」と言わずに「サナギ」としたのか。気がつかれた方はエラい!そうなんです。まだまだ「試練」は続くんですね。世の中、そんなに甘くない。貪欲に試練を食べて成長したら、次の段階で“身動きとれない状況”に追い込まれるのです。そう、だから「サナギ」なのです。この状態になったら、とにかく外圧が来ようが、つるし上げを食らおうが、じっとしていなければなりません。嵐が過ぎ去るのをひたすら待つのです。ここで人は忍耐を学ぶのですね。ここまで来ると、あなたは社内でもかなりの地位を得ることになるはずです。夢から醒めないように、ここまで来てくださいね。
で、いよいよ「蝶」です。「長」と言い換えてもいいかもしれません。あなたは、きっとひとつの部署を任されるでしょう。それが最大のチャンスです。もしかしたら、その部署は「シフトレバー製造チーム」かもしれません。でも、その部署はすでに会社員さんのコントロール下にあります。自信を持って威風堂々と「カタビロルリタマムシ繁殖室」に改組してください。ここまですれば、会社も文句なく「あなたの夢を応援してくれる」はずです。
きっと気の遠くなるような永い道のりだと思います。でも、人生を賭けて追いかけるような夢のはずです。簡単なことではあきらめず、いつまでも夢を見続けてくださいね。ちなみに、ぼくの夢は、大阪市の地下に巨大発電所をつくることです。かなうかなぁ…。
王敬寓
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